日本、コロナで旅行観光産業の29万人超が失業か、GDP寄与額は37%減
WTTCが推計したもので、GDPへの寄与額は2019年には3730億ドルだったが、2020年には2349億ドルに減少。
産業内の雇用も29万200人分が失われたが、雇用調整助成金などの支援がなければ状況はより厳しいものなったと指摘しており、減少率は世界平均の18.5%減に対して日本は5.1%に留まったとしている。
国内旅行消費額は30.3%減に留まったが、訪日旅行の消費額は82.9%減で世界平均の約70%減を下回った。
WTTCは、日本政府に対し国境開放に向けた明確なロードマップを示し、往来制限を緩和していくことが不可欠だと指摘している。